こんにちは~ 色違いの柴犬さんを飼って柴犬3色コンプリートしてみたいと思っている有紗です(ほのかな夢)
柴犬を飼い始めたら、かわいすぎてもう一頭飼ってしまおうかな・・・
って思ってしまうこと、柴好きオーナーさんならありますよね。
そんな多頭飼いの一歩として、2頭目の柴犬はどんな子がいいんでしょうか?
例によって、柴犬ドッグトレーナーの竹中先生に伺った話や、もしも2頭目のワンちゃんの相性が悪い場合どうしたらいいかなどを紹介します。
2頭目の柴犬はどんな子がいいの?
基本は、飼い主さんがリーダーシップを発揮しているなら、犬同士の喧嘩はありません
リーダーシップ・・・実際、柴犬の態度って洋犬のように、服従している態度がはっきりしていないことがある犬種なので、見極めが難しいと思います。
私は自信ない・・・
うちのおつんさん、しつけ教室で、脚側歩行(自分のそばにつかせて歩く)などをやりますが、最初のころはイヤイヤな態度が見え見えでした。
柴犬は、自分が「意味のないこと」と思えば、やらないんです。
トレーニングでは、いつも言うことを聞くわけではなく、自分のペースでやってます(汗)
なので、リーダーシップをふまえつつ、犬同士の相性はよく考えて、選びたいものです。
飼い主さんのリーダーシップが発揮されていればいいのですが、犬どうしの相性を考えるとすれば、以下のようなアドバイスでした。
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相性 | 組み合わせ | 理由ほか |
X | 同性同士 | お試しでOKであれば大丈夫 |
△ | シニア犬×子犬 | 子犬と合えばシニア犬が元気になる |
〇 | 子犬同士 | 小さいときから一緒 |
〇 | 親子 | 絆があるから・・ |
また、年齢や体格の違う組み合わせも、序列がつきやすく、争いが起きない組み合わせのようです。
年齢や体格が違う他の犬の間に優劣(上下関係)がつきやすく、うまくいくことが多い
相性 | 組み合わせ | 理由 |
〇 | 柴犬幼犬×柴犬幼犬 | 柴犬同士に限らず警戒心が少ない者同士で一緒に遊べる |
〇 | 柴犬成犬×柴犬幼犬 | どちらが他犬種でも◎成犬が親代わりになることも |
△ | 柴犬成犬×他種犬の成犬 | ナーバスなタイプが多い柴犬より、他犬種のとの方が上手くいきやすい |
△ | 柴犬オス×柴犬メス | 争いは起こりにくいが子犬を望まない場合は去勢や避妊手術を |
X | 柴犬オス×柴犬オス | 柴犬同士に限らず縄張り意識が強いオス同士だと喧嘩が起こる可能性大 |
X | 柴犬シニア×柴犬子犬 | 子犬の動きや関わり方が鳴き声がシニア犬のストレスになりがち |
X | 柴犬×小動物(鳥、ハムスターなど) | 小動物が犬のおもちゃになってしまうなどの危険がありえる |
この本では、柴犬シニア×柴犬子犬は、ストレスになるとありましたが、
トレーナーさん的には、
「相性が合えば、シニアが元気になる」
とのことでした。
体の大きさと年齢による違いですが、後述する相性が悪い2頭を見ると、体の大きさは大小違っていましたが、年齢が近いため、必ずしも仲が良いというわけではありませんでした。
ケースバイケースで、それぞれの状況は変わりますので、あくまでご参考にしてみてください。
必ずお試しをしてから、おうちに迎えるのがおすすめです。そのお試しというのは・・・。
まずは、お試しで相性チェック
現在では、ペットショップや保護犬団体で「お試し期間」があります。
何日かの間、先住犬と暮らしてみて、一緒に暮らせるかを飼い主さんの目で確認できるような期間を設けることができます。
もしも、できなかったら、ペットショップや主催者にあらかじめ、頼むようにするといいと思います。
初日は、ケージに入れて徐々に慣らしていきましょう。
2頭目を迎えた場合、食事や散歩は先住犬を優先し、一頭一頭と向き合い、それぞれの犬と信頼関係を築くことが大切です。
ただ、何事も例外があるので、最初はよかったけれど、生活をはじめたら関係が悪くなったということもありえます。
そんなときは・・・。
2頭目の相性が悪かったら対策は?
相性が悪いと、喧嘩ばかりしていたり、ストレスによる問題行動を起こしたりすることもあります。
対策としては、
といったことまで考えておくことが多頭飼いをする際には必要です。
実際に相性が悪かった2頭飼いの例
私が、お散歩で見た多頭飼いで、相性が悪いワンちゃんの例です。
優位のワンちゃんが劣位のワンちゃんを攻撃してしまう傾向があります。
柴犬系Mixが体が小さく歳が上。
後から来たのは、ゴールデン系Mix。
当初、柴犬系Mixがゴールデンの子犬を攻撃していました。
後に、体格差で地位が逆転。
当初、攻撃行動を防ぐために、1階と2階で別々にしていたそうです。
成長途中で、体の大きくなったゴールデン系雑種が上に立つようになり反対に攻撃するようになってしまいました。
お散歩でも柴犬雑種の子が他の犬と仲良くしようとすると間に入って、攻撃するような仕草をします。
このペアは、歳とともに落ち着きが出てきてはいるのですが、 柴犬雑種の子に対してゴールデン系雑種の子が所有欲?仲間意識を持って守るような感じに見えました。
保護犬でない柴犬の子はフレンドリー。
保護柴犬の子が、もう一頭の子を守るようにして攻撃的な行動をしていました。
体の小さい柴犬が、ほかの犬に愛想を振りまくと、
「友達と仲良くしちゃダメだ」
と牽制している様に、私の目には映りました。
保護柴犬に、潜在的な恐怖心があるため、他の犬が近づいてくると、自分の仲間に注意をするような感じに見えます。
私の犬に対して威嚇はしないのですが、自分の家族であるもう一頭の柴犬に、威嚇をするような態度をしています。
飼い主さんとしては、他のワンちゃんと遊べないのはしょうがないのですが、同じ家族のワンちゃんが争う姿を見るのはつらいですよね。
保護犬を譲り受けて育てていくことは、ボランティア精神として、とても素晴らしいことですが、実際に初心者の飼い主さんに、トラウマのある犬のしつけができるか、かなり疑問です。
犬同士の相性を見る時に、後から迎えるワンちゃんがどんな性格で、どんな環境で育ってきたのかを考慮するのはとても大事ですね。
でも、そもそもなぜ2頭目を飼いたいのでしょうか?
犬は、犬がいれば寂しくない?
飼い主さんが、
留守がちだから、もう一頭の犬がいれば寂しくない・・・
だから、もう1頭飼おう
と思っていませんか?
しかし、犬の場合は、他の犬との関係よりもまずは、飼い主さんとの関係を優先させるべきです。
新しい犬を迎えても、かえって先住犬のストレスになることも考えられます。
なので、まず大切なのは、
飼い主さんとワンちゃんが、今、十分に触れ合っているかどうか?
もしも、そうでないのなら、1日の終わりに、いつもより多くワンちゃんとの時間を取ってあげてください。
そして、2頭目を飼うなら、同じくらいの量の触れ合いを2頭に注ぐ覚悟で迎えてあげてくださいね。
以上、柴犬の2多頭買い、2頭目にはどんな子を迎えるべきかを中心に考えてみました。
最後にまとめますと、、、。
まとめ
現在柴犬を飼っていて、もう一頭を迎えたい場合の、相性についてトレーナーさんの話や育犬本より抜粋してみると
柴犬幼犬 × 柴犬幼犬
柴犬成犬 × 柴犬幼犬
親子
が、好相性となります。
基本、飼い主さんのリーダーシップが発揮されていれば、平和な状態です。
もしも、相性が悪い場合は、
場所を隔離して飼育したり、
トレーナーさんに相談、
または、やむなく新たな引き取り先を探すか
などを考えましょう。
そうならないためにも、まずは、後から迎えた子も先住犬と同じように愛情を注げるのか、よく考えたうえで、お試しサービスなども利用して、慎重に検討したいものです。
みなさんのドッグライフが楽しいものとなりますように・・。