柴犬の子犬のしつけはいつから

柴犬さんの子犬をおうちに迎えて、てんやわんやの毎日だと思います。

ごはん、ハウス、トイレ、甘噛みを止めさせる、いろんなことをやらなきゃならないし、これでいいのか?の戸惑いもありますよね。

この記事では、まず、基本を押さえながら、初歩の初歩にやっていきたいことをご紹介します。

是非実践して楽しいワンコライフをお送りください。

ではどうぞ。

柴犬の子犬のしつけを始めるのはいつから?

柴犬の子犬のしつけはいつから?

柴犬の子犬のしつけを開始するのに最適なのは、生後50日~90日です。

この時期、まだ、犬には、恐怖心がありませんので、

今からお話するしつけが、うまくいけば、犬との暮らしがとてもスムーズで、良好なものになります。

その前に確認したいことがあります。それは、、、。

しつけって芸とは違うの?

犬のしつけはいつから?
「しつけ」と「芸」とは違うんです。

ここでは、しつけとは、犬を人間と一緒に暮らせるように社会化するという意味、

芸とは、人間が出した命令に従って様々な動きができるということとして分けて考えます。

意味の広さで言えば、しつけ>芸になります。

私も、以前、しつけは芸と同じだと思って、勘違いをしていて、ごはんの前にマテをやったり、お手を教えたりしていました。


管理人 有紗管理人 有紗

芸をさせる前にやらなきゃならない基本があるんですね。


柴犬専門トレーナー竹中先生柴犬専門トレーナー竹中先生

芸を教える前の、根本的なことがとても大事!




芸をする前に、人を噛まない、威嚇しない、吠えないなど、人間と一緒に暮らすうえで、必須の状態を犬に定着させることが、なによりも大切です。


もしも、犬が狂暴化して、人間に危害を加えるようなことがあったら?


犬の生命以前に、人間の命が危険になることも考えられます。

極端な話ですが、そうなったら、人の手に負えない→処分ということになってしまいます。

人間と犬が、共存するためには、「犬を社会化する」しつけが、なにより大切です。

犬の命を守るという観点でも、社会化は、必須といえます。

では、どんなことをやっていったらいいのでしょうか?

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犬の社会化の準備としてやりたいこと

犬の一生にかかわる「社会化」

その基本のキとして、2つの大事なことがあります。

  • 犬との絆を作る
  • 飼い主が犬のリーダーだと知ってもらう

それぞれみていきましょう。

犬との絆を作る

柴犬の子犬との絆

犬と絆を作るってどういうこと?

だって言葉がしゃべれないよ?

そんな、疑問が湧きますね。

ぶっちゃけ、「叱らない」ってことです。

おうちにきて、3週間くらいまでは、あなたの柴犬さんが、トイレを失敗しても、手を噛んできても、させるがままにします。

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つい、叱りたくなりますが、我慢です!

イタズラしたり、トイレを失敗したりすると思いますが、見なかったことにして、片づけましょう。

飼い主さんのほうで、あらかじめ、戸を閉めたり、コードはしまったりして、イタズラされないように、片づけておきましょう。

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ワンちゃんに安心感を与えて、信頼関係をつくりましょう。

以上は、飼い主さんが、受け身のしつけですが、次は、こちらから、働きかけるしつけです。

飼い主が犬のリーダーだと知ってもらう

叱らないで、安心感を持たせたところから、徐々に社会化を始めていきます。

やることは「抱っこ」です。

これは、「ホールドスチール」と言われているもので、犬の背中と自分のお腹をくっつける状態を保ちます。

抱っこ(ホールドスチールのやりかた)

私がやっていた、やり方は主に、3つです。

1.座って膝の上に乗せ、片方の手で犬の腹部をサポートし、もう片方の手で顎の下あたりをつかみ、しっかり固定します。

ホールドスチール

2.飼い主さんが、足を投げ出した状態で座り、足の上に、仰向けにした犬を載せます。

ホールドスチール

3.犬がお座りしている状態の姿勢で、飼い主さんが上から覆うように、体を密着させます。

ホールドスチール

ほかにも、犬を仰向けにして、上から覆いかぶさる方法などもありますが、うちのおつんさんには、向いていないようだったので、やめました。

柴犬専門トレーナー竹中先生柴犬専門トレーナー竹中先生

犬のマウンティングがこれにあたります。

管理人 有紗管理人 有紗

私は抱っこしながら、おやつをあげました。

終了するときも、「えらかったね~ いいコ」と褒めて、おやつをあげましょう。

やりやすいものを選んでやってみてください。

こうして、「飼い主さんの方が上だよ」ということを、教え込みます。

管理人 有紗管理人 有紗

実は、おつんさんは、今でもあんまり好きじゃないです(笑)

特に 柴犬さんの子犬で初めてやるときは、嫌がる可能性は大です。

1日1分くらいでもいいので、毎日やると良いです。

以上が初歩の初歩にやっておきたいしつけの内容でした。

そして、私がおすすめする、子犬の時期のしつけのいい方法があります。

それは ・・・・

パピー教室に参加しよう

柴犬パーティー

パピー教室とは子犬の時期に期間限定で参加できるワンちゃんとオーナーさんの集まりです。

開催されているところは、ペットショップ、動物病院、トレーナーさんなどが主催しています。

この時期にたくさんのワンちゃんと会うことによって、 あなたの柴犬さんが他の犬に対して、不必要な恐怖心を抱かなくなるようにできます。

トレーナーさんからのしつけの指導だけでなく、オーナーさん同士でも情報交換をしたり、友達になったりして、楽しい時間を過ごすことができます。

パピー教室でお友達になったら連絡先を聞き、開催日の合間にも、ワンちゃんどうし、会ったりすると、なお効果的です。

子犬の時期はできるだけたくさんのワンちゃんと遊ばせた方がいいです。

管理人 有紗管理人 有紗

目指せ!100匹犬友マスター!

子犬を育てていくことが初めての人にとっては、特にわからないことだらけで、時には不安もあると思います。

そんな時にパピー教室に参加することは色々な不安が解消できる良い機会になります。

是非、利用してみてください。

それでは、まとめです。

まとめ

柴犬の子犬のしつけを始めるのは、生後50日~90日です。

これは、子犬を社会化するのにとても大事な時期です。

まずは、叱らないで、あなたの柴犬に安心感と信頼感をもってもらいます。

抱っこ(ホールドスティール)で、あなたの柴犬さんに、あなたがリーダーだということを知ってもらいましょう。

そのほか、パピー教室に参加するのもおすすめです。

オーナーさんどうしの交流も深まって楽しいです。

この時期、犬の社会化に成功すれば、このあとのしつけや芸も、とってもスムーズです!

柴犬をお迎えしたばかりのオーナーさん、がんばってくださ~い。

おつん共々応援しております。

この記事を書いている人
白浜有紗
ツンデレ柴犬おつんさんと共に歩むブログ「柴色」の運営者 白浜 有紗 です。
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