![管理人 有紗](https://shibairo.com/wp-content/uploads/2018/02/arisa100.png)
こんにちは~。冬は特に!散歩で絶好調になる、柴犬おつんの飼い主の有紗です。
私の冬のお散歩アイテムとして欠かせないのがベンジンを使用する「ハクキンカイロ」です。
普通のカイロよりも断然温かくて、寒い冬もホカホカです。
私が、ハクキンカイロを使うのは、3シーズン目に入りました。
でも、心配なのは、事故の起こる危険性。
使用する際、火を使うので、事故や危険性が心配になりますよね。
面倒だけど愛すべき相棒、ハクキンカイロの使い方などをお送りします。
では、どうぞ。
ハクキンカイロの事故や危険性ってあるの?
ハクキンカイロとは、火口と呼ばれる部分のプラチナ触媒と気化したベンジンが化学反応することによって起こる発熱を利用した携帯カイロです。
反応を起こすために、1~2秒ですが、点火する作業があります。
過去に大きな事故があったかを、ネットで調べたところ、特には見つけることはできませんでした。
しかし、実際は、ライターなどの火を使用することから、全く安全ともいいきれない面があります。
事故や危険性について気になったので、メーカーさんに電話で質問してみました。
ガスが充満している場所にハクキンカイロは大丈夫?
最近、消臭剤を室内で処理していて爆発が起こった事件がありました。
あのような場所に、このハクキンカイロを持っていたらどうなるのか、個人的に気になりました。
そのような疑問があったので、メーカーさんに質問してみました。
A:事故になる危険性がありますので、お持ちにならないでください。
やはり、危険性があるということなんですね・・・。
今のところ、私が使用している中で、事故が起こったことはありませんが、1度ヒヤッとしたことがありました。
それはどんな時だったかと言いますと・・・
自分が使用した際の危険性
事故や危険性があるとしたら、火をつける時です。
いつものとおり、火口に、火を近づけた際、火口部分に火が付いてしまったのです。
幸い、キッチンで作業していたので、すぐに水をかけて、事無きを得ました。
ハクキンカイロ本体は金属でできており、火がついてしまうとすぐに、熱くなってしまい、触れなくなります。
もしも、水が使えないところで、火がついてしまったらと思うと、コワいです。
普通は、火を付けても、見た目には変化がなく、燃えることはありません。
やることは、ライターで、1~2秒火をあてる動作です。
原因は、たぶんオイルが多すぎたのと、火口や中の綿が劣化していたことが考えられます。
実は、洗濯機で、ハクキンカイロを洗ってしまい、一度綿を取り出して、乾燥させたりなどしていました。
綿が劣化or水分を含んでしていまい、ベンジンを吸わなくなっていた可能性が考えられます。
このような危険な状況にならないためにはどうすればいいのでしょうか?
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引火させないために
ハクキンカイロのベンジンを注入した際には、本体を逆さにし、綿にしみ込んでいない余分なオイルをカイロの外に出しましょう。
火口や綿をチェックして、必要ならば、交換をしましょう。
では、火口って消耗品なの?交換時期は?
火口を交換するタイミングを守る
火口は、どのくらいで交換したらいいのでしょうか?
1~2シーズンで、交換とありますが、使用頻度にもよります。
だいたい、以下の写真左のように、白っぽくモヤっとしてきたら交換時期です。
火口が劣化していると・・・・
などの現象が起きてきます。
おかしいなと思ったら、火口のチェックです!
また、ベンジンをしみ込ませる内部の綿の交換については・・・
内部の綿は5年に1回交換を
メーカーさんに聞いたところ、内部の綿(取換綿)は5年に1回は交換してくださいとのことでした。
引用元:ハクキンカイロ オンラインショッピング
実際には、どの程度が交換の状態かと言いますと、綿が茶色に変色して、固くなってしまったら、交換したほうが良いとのこと。
ちなみに今の私のハクキンカイロの綿はこのような感じ
3年目ですが、まだ大丈夫そうです。
「10年くらいは交換はしなくても大丈夫」と言っているネット情報もあります。
私は、よくトイレに落としたり、洗濯機で洗ってしまうことがあるので、取替綿の扱いには注意したいです。
なお、この取替綿は、ハクキンジャイアントとミニについては、本社工場にて修理が必要とのことで、本体をメーカーさんに送付しなければなりません。
と、ハクキンカイロの事故と危険性について紹介しましたが、
ところで、ハクキンカイロって飛行機に持ち込めるのでしょうか?
ハクキンカイロは飛行機に持ち込める?
寒い季節、暖を取るために、ぜひ携帯したいアイテムであるハクキンカイロですが、飛行機に持ち込むことや預けることはできません。
普通のホッカイロはOKです。
飛行機を利用する際は注意です。
やはり、オイルを含んでいるということは、危険性につながると見なされるようです。
ここまでくると、
「なんかハクキンカイロって厄介なものなの?」
という印象になってしまいそうですが、
私が使い続ける理由は、なんといっても
「温かい」
これにつきます。
ホッカイロよりもハクキンカイロのいいところって何でしょうか?
ハクキンカイロのメリット
パワフルな温度
まず、機能面から、温度がパワフルで暖かということに尽きます。
温度の変化を比較してみますと・・・
まずはスタート時
<ホッカイロ> 22℃
<ハクキンカイロ>19.5℃
3時間後
<ホッカイロ>33℃
<ハクキンカイロ>54℃
ハクキンカイロのほうが、20度以上暖かくなっています。
洗練されたフォルムのボディ
左がipod touch右がハクキンカイロです。
似てますよね~。
ゴミが出ないから環境にやさしい
使い捨てではないので、ゴミが出ません。
持続時間が長い
これは、本体の大きさよって変わりますが、18~30時間の連続保温が可能です。
では、デメリットと言いますと・・・
ハクキンカイロのデメリット
メリットよりも多いのでサクッと書きますと・・・。
こう列挙すると、デメリットのほうが多く上がってしまうのですが、それでも!
私は、ハクキンカイロ LOVE!です。
使うのに手間がかかりますが、その手間でさえも楽しい。
なぜかと言いますと・・・
使っていると、赤ちゃんのおむつを替えるような、自分で自分を慈しむような気持が湧いくるのです。
自分の手作業で、体を温めるって、自分をいたわってる感じが体感できていいですよ。
常々、ベンジンを入れる際、不便だなと思うことがあるのですが、
以下では、ハクキンカイロを使う際のちょっと便利なグッズを紹介します。
ハクキンカイロを使うときに便利な100均グッズ
滑り止めシート
ハクキン純正のベンジンのキャップが異様に硬いんです。
このベンジンのキャップは、クセ者でして、、、。
ハクキン本体にベンジンを注ぐときには非常に漏れやすいです。
使った後もちゃんと確認を!
ちゃんと閉まっているのかわかりにくいです。
セリアの仕切りボックススリム 深型
100均(セリア)で購入したセリアの仕切りボックススリム 深型
という商品を使用して、ベンジンを給油しています。
ハクキンカイロは自立しないです・・・。
片手に、専用カップをマウントした本体、片手にベンジンというスタイルで、給油しようとすると、かなりの確率で、こぼれます。
このケースは、仕切り板で仕切ることにより、本体を立たせておくのにちょうど良いスペースを作れます。
使わない時は、ハクキンカイロを収納しておけます。
以前は、このように段ボールで自作したスタンドを使っていました
ちなみに、ハクキンカイロの一般的な使い方の動画はコチラ。
ハクキンカイロを使ってみての注意点 諸々
腰や首の近くに当てたいときはカイロベルトがおすすめです。
火口は、毎日使っていたら、1シーズンで交換したほうがいいです。
持続時間や発熱量は、使っているうちに個体差が出てきます。
ミニよりスタンダードのほうが、ベンジンの量が多いので、持続時間が長いです。
低気温の時、ある程度保温しないと、反応がなくなり冷たくなってしまいます。
温度を調節したいときは、蓋の穴を部分的にアルミなどでふさぐ事でできます。
反応を止めたいときはジップロックなどの密封ケースに入れると発熱が終わります。
ベンジンは、臭いや発熱量や持続時間などにおいて、純正のものがおすすめです。
他社のベンジンを試したら、異様な高温になり、すぐ消えてしまった経験があります。
以上が、ハクキンカイロのtipsです。
いつも気になっていたアノこと、メーカーさんを直撃して聞いたことなんですが・・・
ハクキンカイロのトリビア
フリース製のケースには「HAKKIN」
HPでは「ハクキン」
呼び方の違いは、
ハクキンは日本の名称
HAKKINは世界に輸出する際の海外向けの名称
だそうです。
確かに、日本でハッキンだと「発禁」みたいで響きがイマイチです。
でも、海外でHAKKINはいいのか・・・?
hackingとかfuckin’とかありますが(汗)
いかがでしたか?
最後にまとめます。
ハクキンカイロの事故や危険性についてのまとめ
![管理人 有紗](https://shibairo.com/wp-content/uploads/2018/02/arisa100.png)
ハクキンカイロは、過去に大きな事故が起こったことはないようですが、危険性がゼロではないです。
給油後に必ず逆さにして、余分なオイルを取り除いてください。
火口もなるべく、1~2シーズンで交換しましょう。
機能性が高く、所有する悦びも満たしてくれる、ハクキンカイロ。
冬の犬のお散歩をはじめ、アウトドア、初詣、サイクリング、バイクなどの活動のお供にオススメいたします。
その際には、くれぐれも安全に気を配ってお使いいただきたいと思います。