こんにちは~。
今年の夏は酷暑すぎ!暑さで虫よけの長袖パーカーも着れなくなってしまった有紗です。
我が家の柴犬おつんさんの散歩の際の蚊よけ対策に、新しい方法を見つけました。
題して「足裏除菌」です。
ナニそれ?足を拭くのが蚊よけになるの??
私も、そう思っていました。
そんな、嘘みたいな蚊よけ方法があるのかと思いつつ人柱になってみましたので、ご覧ください。
蚊よけに足裏をアルコール消毒するのは効果あり?
ためしてガッテンなどでも紹介されたワザ「蚊よけに足裏除菌」ですが、これは本当に効果があるのでしょうか?
私が、実際やってみた感想ですが、パーフェクトではないにせよ、効果はありました。
当初、あまりにも意外すぎて、信じられなくて、
自分の体でどうなるか試してみようと思い立ち、早速実験してみました。
その内容をレポいたします。
ではでは、Let’s 人柱。
どうして、蚊よけ対策に足裏を消毒するの?
最近の発見により、蚊が人間を吸血するのは、「足裏の常在菌の種類が多いほど、蚊を興奮させる」からという報告がありました。
これは、当時日本の男子高校生が、人より蚊に刺されやすい妹を救ってあげたいという一心で、実験を重ね、発見したそうです。なんて優しい兄!
蚊を集めたケースに、妹のいろんな持ち物を入れていって、蚊の反応を調べたところ、靴下を入れた時が一番反応がありました。
そこから、足裏の菌を培養してみると、妹の場合、たくさんの常在菌の種類が確認されたそうです。
そこで、編み出された、蚊よけの方法は、、、。
くるぶしから下の足の部分(指の間も)をアルコールで拭き取るか、足を石鹸などで洗う。
→私は、アルコール入りのウェットティッシュを使用してみました。
簡単でしょ?
早速実験してみた
いつものお散歩ファッションですが、いつもは、犬友ママさんに「完全防備」と言わしめるほどの重装備な私。
農業用帽子、長袖パーカー、長ズボン、靴下、スニーカーです。
とくに、足もとは肌が露出しないように気を付けています。7分丈のパンツなんてもってのほか。
しかし、この検証実験のために、半袖に、ふくらはぎを露出し、サンダルを履くことにしました。
↓サルエルパンツ+ナマ足です。
これで蚊に刺されないんだったら、夏のお散歩革命ですよ?
この格好を以前の私が見たら、
「何このオバハン、気ぃ狂ってる!」
というまなざしで見ていたと思います。
そして以下が、足裏除菌をしての実験結果です(まだ継続中)
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8月某日 夜8:00ころ
特に蚊に刺されませんでした。
風が少し吹いていたのもあるかも。
8月某日 朝6:00ころ
ドヤァとばかりに素足の散歩。蚊に対して、アグレッシブに攻めてます。
公園では、刺されなかったものの、道路で、おつんさんのマッタリに付き合って、止まった状態で立っていたら、1か所、腕を刺されました。
→カンペキではないってことですね
8月某日 夕方6:00ころ
オラァオラァとばかりに、草の中に足をねじり込むの図。
台風が接近しているため、風が強いので、蚊は来なさそう。
無謀にも草むらに、むき出しの足を突っ込んでみたけど、蚊は寄ってきませんでした。
8月某日 朝6:00ころ
台風が過ぎたため雨あがりで、気温も26℃くらい
順調かと思われましたが、ひざ下を1か所刺されました。
かゆい、、、。
だいたい、木や草の近くであれば、すぐにプーンという羽音とともに2~3匹は蚊が近寄ってくるのですが、蚊の出現率は下がっています。
ただ、刺されてしまったことに変わりはないので、絶対に刺されたくない場合は、足裏除菌だけの蚊よけ対策では、足りないかもしれません。
刺されたら2~3日はかゆいし、肌も荒れます。
夏の暑い時期、少しでも薄着になるためにやるので、気候が戻ったら、長袖を着たいです。
それまでは、リストバンド型ベープなどと併用して、蚊よけ対策をするのがいいと思いました。
と、ここまで書いたところで、10日以上、足裏除菌を続けてみた感想を記します。(2018年8月25日追記)
足裏除菌を続けた結果
結論としましては、足裏だけじゃ、刺されます。
結構刺されたのは、肘の後ろ、手の指、ひざの前後ろです。
たぶん、関節の常在菌に反応してるんじゃないですかね~。
私は、やっぱり、軽装のお散歩はあきらめます。できれば、上だけ半袖にします。
それで、露出している、腕や指、脇の下などを除菌して、お散歩に臨んでおります。
それだけでも、前よりは進化していますので、結果オーライです。
そのほかの、併用可能な虫よけの特徴をまとめてみました。
足裏除菌以外の虫よけ
嫌な香り系
ハーブ系のアロマは、蚊の嫌いな香りで、寄せ付けないようにしています。
「ミント(ハッカ)」「シトロネラ」「ユーカリ」「レモングラス」など、、、。
薬品ではないので、体に優しい一方、効果の持続時間が短めなので、こまめに使う必要があります。
殺虫系
蚊取り線香を筆頭に、虫を直接殺す作用がある薬剤。
直接衣服にかけるタイプ、軒先に吊るすタイプ、布自体に成分を練りこんであるものなどがあります。
成分としては、「ピレスロイド」「トランスフルトリン」など。
殺虫剤なので皮膚に直接かけることは避けましょう。
私が通常使っているファン付きの「携帯ベープ」もこのピレスロイド系です。
目隠し系
ドラッグストアなどでよく見かけるスプレータイプのもの。
成分は「ディート」や「イカリジン」など。
皮膚に塗ることで蚊のセンサーを騙し、塗った部分を肌だと分からないようにしてしまう効果があるそうです。
肌に煙幕を張るイメージでしょうか。
ただ、効き目のある範囲が極めて狭く、塗り残しがあるとその場所を狙って刺されてしまいます。
手で塗り伸ばすなどの工夫が必要ですが、持続時間が4~6時間と長く、ほかの虫よけより効果が高いです。
私は、ディート系の虫よけは、肌が敏感な部分にかけると、刺激を感じたり、かぶれたりするので、好きではありません。
スプレーした後、鼻がつーんとしますし、うちの柴犬おつんさんも、ブシュブシュとくしゃみをしています。
結果、私は使わないです。
以上、足裏除菌と併用できる代表的な蚊よけを挙げてみました。
ところで、足裏除菌をやってみて、これはちょっと・・・と思ったことがあるのですが・・・。
足裏除菌のマイナスポイント
蚊がこないだけでも、かなりの革命なのですが、以下やってみて気づいた、気を付けたいことです。
アルコールで拭くと、足が乾燥する
顔を洗顔したあとなど、そのままにしていると乾燥してしまいますので、化粧水やら美容液やらオイルを塗るのは、普通の女子ならやっていますよね。
足裏もアルコールで拭きっぱなしだと、乾燥ぎみになります。
放置していると、気持ち「かゆく」なる感じがしました。
乾燥はお肌に大敵!
乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、炎症を起こしやすくなります。
足を拭きすぎて、かえって水虫になったりするかも?
常在菌が、通常のお肌を守っていてくれたりするので、過度に取り除くのはやはりよくないと思います。
(顔のお肌のケアでも、常在菌に着目して、洗顔料で洗わないケアもあります)
足裏除菌をしたらお肌のケアも・・・
なので、足裏除菌をした後、帰宅したら、適度にオイルなどを塗り、保湿をしています。
足裏を拭きすぎて、水虫になるのは避けたいです・・・。
効き目のある蚊とそうでない蚊が存在するらしい?
田上君によると、蚊の種類によって、反応する部位の常在菌が違うとのこと。
ヒトスジシマカは足の常在菌に反応しますが、日本にいるオオクロヤブカはお尻の匂いだったり、オーストラリアの蚊は頭の匂いだったり、蚊の種類によって反応するものが違います。
引用元: 女性自身
効果を感じるとはいえ、まだまだ、未知数な部分もあるんですね。
うちの近くには、普通の蚊ではない、もっと強力なアレルギー反応が出る虫がいるエリアがあります。
たぶんブヨだと思っていますが、刺されると広範囲に腫れる&水膨れができて、10日くらいかゆいんです。
そこのエリアには、足裏除菌だけの丸腰で行かないようにしています。
効果の持続する時間は人それぞれ
足裏除菌は、やはり持続するものではなく、効果の続く時間は、人それぞれのようです。
平均3時間~6時間をメドに、拭きなおしが必要だと思われます。
私は、朝と晩の散歩の前にそれぞれ拭くようにしています。
足裏除菌のアレコレ、いかがでしたか?
新手の虫よけの「足裏除菌」法を人柱レポートしてみました。
最後にまとめます。
まとめ
足裏をアルコールなどで拭くことによって、蚊が寄って来にくくなります。
これは、夏の犬散歩にとっては、画期的方法だと思いました!
まだ発見されたばかりなので、未知な部分もありますが、他の蚊よけと併用していきたいと思います。
注意点は、アルコールで拭くと、皮膚が乾燥するので、保湿を忘れずに。
持続時間は個人差があります。
夏の暑い日の散歩は、少しでも、軽装になれれば、より楽しめますよね。
熱中症の危険がありそうな日には、少しでも涼しい恰好で、蚊よけ対策をしたいものです。