こんにちは~。ツンデレ柴犬オーナー、有紗です
柴犬の子犬を飼っていて、この先性格が変わることってあるのかなと疑問に思うことがありますよね。
わたしも、うちの柴犬おつんさんが子犬の時、この陽気で遊び好きの性格はいつまで続くんだろうと思ったことがあります。
この、記事では柴犬の子犬が成犬になるに従って、性格の変化がどうなるのかをご紹介します。
ではどうぞ~。
柴犬の性格って変わるの?
柴犬の子犬が成長するのに従って、変わる部分と変わらない部分があります・・・・。
子犬の性格を大きく分けると、
とがあります。
実際、うちの場合は、大きな性格の変化は2歳過ぎくらいにありました。
子犬から、性格が変わるまでをうちの柴犬おつんさんを例にご紹介してみますと・・・。
柴犬の子犬の性格
柴犬に限らず、子犬の性格は、
などが挙げられます。(中には、怖がりのワンちゃんもいるかもしれませんが・・)
まず、ブリーダーさんから我が家に連れてこられたおつんさんは・・・。
好奇心たっぷり
いろんなものをガジガジしていました。おもちゃをはじめ、椅子の足やコードなど。(これは、歯の生え始めで痒いことも一因です)
最初は寝てばかりでしたが、慣れてくるとだんだん遊び始めるようになり、1日何時間もおもちゃを振り回したり、飼い主にじゃれてきたりしました。
あまりにも元気なのとトイレトレーニングのお世話で、私は疲れてしまい、育犬ノイローゼになりそうでした。
怖いもの知らず
子犬、成犬、雄雌問わず、目の中に入るワンちゃんすべてに、うれしそうに近寄って行きました。
生まれた犬舎にジャーマンシェパードが飼われていて、そのせいか、大きな犬にも抵抗なく近づいていけたというのもあります。
自分よりもはるかに体の大きいワンちゃん、ラブラドールやゴールデンにも
「遊んで~」
と、言わんばかりに飛びついていきました。
すると逆に、体の大きいゴールデンさんに嫌がられたり・・・。
概して柴犬の先輩には
「ウゼェ」
ってかんじで避けられてましたね~(笑)
同年代のワンちゃんとは今でも遊ぶ仲です。
遊び好き
いろんなおもちゃで遊んでいました。特にフワフワな感触のぬいぐるみなどが好きでした。
音の鳴るおもちゃにヒモをつけて、動かすと飽きずに追いかけていました。
ボールも、このころは、好んで追いかけていました。
他の犬と遊ぼうとする
相手がどんな犬であろうとも、犬とわかればとにかく近づいて行って、得意の必殺技(足噛み)をしていました。
とくに、同じ柴犬、ビーグル、ジャックラッセルテリアのワンちゃんは大好きでした。
このように子犬のころの性格は、怖いもの知らずで、遊び好きでした。
ところが、2歳を過ぎる頃から、明らかに前と違う性格に変わりました。
柴犬の成犬の性格
よく言われることですが、成犬になると「落ち着き」が出てきました。
散歩していても、他のワンちゃんを無視して歩いていくのです!
いままでは、ワンちゃんと分かれば、目を輝かせて近づいていったのに、です。
飼い主としては、成長を感じるとともに少し寂しい気持ちでした。
それとともに、大きなワンちゃんやドッグランに行くのはダメになってしまいましたシューン
今は、飛びかかることはぜずに、すれ違った気になるワンちゃんの残り香を懸命にリサーチしています(汗)
子供のころからお付き合いのあるワンちゃんとは遊びますが、それも子犬の時のような、「狂喜」というわけではないです。
また、現在、家の中でイタズラは、全くしません。
ほかの柴犬さんは・・・?
成犬になっても陽気なワンちゃんは、特に雄に多い気がします。
雌は、現実的というか、若干警戒心もある子が多いかな。
うちのおつんさんを中心に、子犬の性格の変化を見てきました。
では変わらないベースの性格について見てみましょう。
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柴犬のベースの性格は変わらない
柴犬おつんさん、成犬になってからの性格を一言でいえば、落ち着いていてどっしり。
兄弟犬と久々に会ったときは、挨拶してしばらく遊んだら、もうまったりフセしています。
ボール遊びも、そんなに好きではなく、気が乗ったら、3投くらいしてすぐに飽きてしまいます。
犬受けがいいのは、まだ健在のようで、犬どうしのトラブルはありません。
じつはこんな性格は、もう子犬の時に予言(?)されていたんですよね。
<ブリーダーさんの当時の子犬の紹介ページ>
子犬の時は、この性格ではないなと思ったことがあるのですが、2歳過ぎたら、やっぱりこの性格のとおりでした。
うちのおつんさん、
「穏やかで大胆。どっしりとした性格。」
となっております。
子犬の時分は、チャカチャカしていた時があったんですが・・。
兄弟犬のみんなを見ても、
りん君
子犬→陽気で明るく活発
今→子犬の時からミャーミャーと何かを常につぶやいていて飼い主さんにはなつっこい
かぼす君
子犬→凛として快活。優しく遊び好き。
今→常に動いて訓練優等生
ゆず君
子犬→優しくて慎重。性格は硬く遊び好き。
今→ちょっと警戒心が出てきたけど、ボール大好き
など、他の兄弟も、子犬の時やっていたしぐさや動きはそのまま残っていたりします。
ブリーダーさんは何百頭の柴犬を見ているので、子犬特有の性格を差し引いて、その犬のもつ個性を見抜いています。
子犬の時に見られる、ベースの性格というのは変わらないのでしょうか?
そうですね、幼犬の持って生まれた特徴はそのまま残っています
ということは、生後2か月くらいの柴犬の赤ちゃんは、もう性格がほぼ決まっているということなんですね
・・・
人間(私)は、自分の性格がイヤになって、自分で「よし、変わろう」とか思ったりしますが、
犬はそんなことはなく、三つ子の魂、百までもの世界なんですね。
人間のような自我はないというのが、犬なのです。
子犬を飼おうと思って、将来、どんな性格になるか知りたかったら、生まれたところのブリーダーさんに聞いてみるのが一番いいですね。
ところで、去勢や避妊手術をしたら、性格は変わってしまうのでしょうか?
去勢や避妊で性格は変わる?
変わると言う意見と変わらないという意見があります。
しかし、私の周りでは、「変わった」と言っている人はいませんでした。
トレーナーさんは、雄は、特有の猛々しさが出る6カ月ころをメドに手術をおすすめされていました。
雄の成犬の問題行動が原因で、去勢を行った場合は、もしかしたら大きな変化があるのかもしれません。
うちの柴犬おつんさんも、避妊手術後に極端に怖がりになったとか、男っぽくなったとかはありません。
(もとから、雌なのに足上げシッコしてました)
まあ、問題行動にはつながっていないということです。
このほかに、後天的に起こる性格の変化があります。
後天的に起こる性格の変化
これは、兄弟犬のゆず君の話ですが、、、。
2歳前後で、「2頭トラウマ」が出てきてしまったのです。
飼い主さんによれば、2頭連れのイタグレに遭遇したときからと仰っていましたが、どうしてそれが引き金になっているのかは、謎とのこと。
以降、2頭で連れだっているワンちゃんを見ると、警戒吠えをするようになってしまったそうです。
吠えてしまう場合、どうする?
もちろん、ゆず君のオーナーさんは、トレーナーさんに相談して、今は克服しています。
こういう「トラウマ」って治るのかなと思ったのですが、
「気質を変えることはできないけれど、飼い主さんが上手に合図をしてあげることで、不必要な吠えやトラブルを防ぐことができる」
ということを間近で見ることができました。
トレーナーさんに相談できるというのはとても心強いです。
散歩で会うワンちゃんで、他犬に吠えっぱなしの子がいますが、
個人的意見ですが、吠えられたら、やはりいい気持ちではありません。
トラブルを未然に防ぐことや社会になじむという面では、トレーニングが必要だと思います。
以上、柴犬の性格が成長とともにどう変化するかを見てきました。
最後にまとめます。
柴犬の性格が変わることについてのまとめ
子犬の活発で遊び好きな性格が落ち着くと、生まれつきの性格が強く出てきます。
去勢や避妊で、性格が大きく変わった例は、多くないです。(私の周りでは)
雄柴は陽気な子が多く、雌柴は、冷静な子が多い傾向です。
まれに、吠えてしまうなどの問題行動が現れることがありますが、専門家に相談することによって、克服することは十分可能です。
うちの柴犬おつんさんは、遊び好きな幼少期を経て、落ち着いてしまいましたが、ときどきはしゃいでいることもあり、そんなときは目一杯遊んであげるようにしています。
人間と違って、あれこれ悩んで、性格を変えようとか思ったりせず、自然のままに生きている柴犬さん、ちょっと憧れます。