こんにちは~。こちらは生後2ヶ月のおつんさんですが、ブリーダーさんが、当時「大胆でどっしりした性格の子」とおっしゃていて、そのまんまの成犬になったことに驚きを隠せない、有紗です。
柴犬さんを、おうちに迎えて、気になる3ヶ月の生活のイロイロですが、体重を含めて、どうなってるの?と気を揉んでいることと思います。
この記事を読んで、モヤモヤが少しでも晴れればと思い、書いてみました。
初めてのお散歩のマナーにも触れていますので、読んでみてくださいね。
ではどうぞ。
柴犬の子犬3ヶ月の体重と食事について
柴犬 生後3ヶ月の体重は、だいたい2~3Kg前後。
おつんさんの記録が残っていないのですが、ペットショップのワンちゃんを観察していたら、そんな数字が出てきました。
このころの柴犬は、1週間で約100gづつ成長していっています。
もちろん個体差がありますので、一概に言えませんが、体格が極端に痩せていなければ、心配することはありません。
成長期なので、体重増加は気にせずに、質のよいフードを、体調を見ながら与えます。
フードをふやかしてあげることから始まり、だんだんに乾いた状態のカリカリのままでも食べれるように慣らして行きます。
食事については、「【柴犬 3ヶ月】の餌の量はどのくらいがいいの?うちの体験談」の記事でも、うちのおつんさんを例にとって解説していますので、こちらもどうぞ。
柴犬さんの生後3ヶ月は、体重のほかにも、後々の犬生にとても大事な時期です。
まずは3ヶ月の大きなイベントを見てみましょう。
【柴犬 3ヶ月】のイベントカレンダー
以上が、柴犬の3ヶ月のイベントになります。
盛りだくさん!
この時期の柴犬さんにとって、食事、甘噛み、トイレトレーニング、しつけなど大切なことはいろいろありますが、何が一番大切でしょうか?
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【柴犬 3ヶ月】で一番大切なこと・・・社会化
私が、柴犬の生後3ヶ月の生活を振り返って大事だなと思うこと・・・それはやはり「社会化」に尽きます。
「三つ子の魂 百までも」ということわざがありますが、人間よりもより色濃くその性質を表すのが、犬だと言えます。
この、期間に社会化をするのが、一番スムーズで、犬にとっても、自然に受け入れやすいタイミングです。
社会化とは・・・
などなど
人間社会で共生していくために最低限必要なこと=しつけです
では、この3ヶ月を利用して、人間社会に慣れてもらうためには、どんなことをやったらいいでしょうか?
絆と順位をつくる
まずは絆を作ります。
そのあとで、飼い主さんが上だよということを知ってもらいます。
やり方については、以前の記事「柴犬の子犬のしつけはいつから?マテの前にやりたい基本のキ」をご覧ください。
以上は基本的なことですが、具体的には、そのほかには、どんなことをしていったらよいでしょうか?
ここでは、
について、書いてみます。
そのほかの大事なことって・・・?
1.散歩とマナーについて
1.お散歩好きにさせる
初めての、お散歩に、オーナーさんも柴犬さんも、ワクワクドキドキだと思います。
お散歩も、犬の社会化訓練になるので、ぜひ早い段階からお散歩をすることをおすすめします。
抱っこ散歩(「柴犬のはじめてのお散歩。いつからがいいの?ワクチン後?それとも前?」を参照)を経て、地面の上を歩きはじめますが、最初は、あなたの柴犬さんが、好きなようにさせてあげましょう。
散歩を嫌いになると、しつけの機会も減ってしまうので、まずは、お散歩を大好きになってもうのが第一です。
子犬のお散歩は、楽しいですが、いきなりダッシュしたり、1つのところをずっと匂いを嗅いだり、一定しません。
オーナーさんは、根気よく付き合ってあげるようにしてくださいね。
2.ほかのワンちゃんとの接し方
お散歩にでかければ、気になるのは、ほかのワンちゃんとの接し方です。
出会う犬は、犬を怖がるワンちゃん、フレンドリーなワンちゃん、吠えて警戒するワンちゃんなどさまざまです。
うちのおつんさんは、子犬のころ、「犬」とみれば、すかさず近寄っていってじゃれようとしました。
みんな、遊んでくれると思っていたんですね。
こんな時、相手犬のオーナーさんに、一言、
「ご挨拶していいですか?」
「近づいて大丈夫ですか?」
と確認されたほうが賢明です。
なぜかと言えば、事故を未然にふせぐことに他ならないのですが、相手のワンちゃんが警戒している場合、最悪、噛みつきなどの事故になる場合があります。
とくに日本犬の場合は、前触れなく、噛むことがありますので、注意が必要です。
噛みつかれなくても、吠えられたり、威嚇されることは、将来、厄介な問題に発展することもあります。それは、、、
3.トラウマ問題
子犬の時代に、ほかの犬から、吠えられたり、攻撃されることによって、あなたの柴犬さんが、トラウマを背負ってしまい、犬を見たら、必要以上に怯えたり、威嚇するようになってしまうことがあります。
(写真はイメージです。おつんさんは、威嚇しているのではなく、うちに来たばかりで、クレートに慣れなくてガジガジしているところです。幼獣おつんです。)
そうなってしまうと、飼い主さんは、今後、常に、警戒心を働かせながら、散歩をしなくてはいけません。
柴犬さんも、同様で、デフォルトで警戒心ベースの犬になってしまいます。
そうならないためにも、自分の子犬を、吠えられたり、威嚇されたりすることから守ってあげなくてはならないのです。
私の場合、こちらが、「大丈夫ですか?」と声をかけて、相手のオーナーさんが、大丈夫と言ったのに、唸ったり、吠えたりする、予想外の事態もありました。
相手のオーナーさんは、自分の犬が相手の子犬に対して、吠えることの被害に、全く気付いておらず、「大丈夫」の意味もわかっていない場合もあります。
ちょっと失礼な気もしてしまうのですが、子犬のためには、「(あなたの犬は)吠えませんか?」と聞いたほうがいいのかもしれません。
声をかけたうえで、こちらが相手のワンちゃんの様子を、しっかりと観察し確認して、、犬同士を近づけましょう。
成犬になっても、同じで、声をかけるのはマナーだと思います。
私は、例え、相手のワンちゃんが大人しそうに見えても、怯えているようなしぐさ(震えたり、飼い主さんの後ろに回ったり、唸ったり)をした場合は、いくら自分の犬が遊びたがっても、犬どうしを寄せないようにしています。
以上が、マナーを含めた散歩についてでした。
そのほかの、この時期に大変なことといえば、、、
2.甘噛み
こちらの写真は、歯がかゆいのか、おつんさんが、物を噛みまくっている様子。
今は、こんなことは、全くしませんので、この時期特有の現象です。
甘噛みについては、以前の記事「柴犬の甘噛みを止めたい!わずか80円で解消するしつけの方法」「柴犬の噛み癖が直らない!甘噛み解消法その2」でもお伝えしたとおりですが、今は悩ましい甘噛みも、成長とともに無くなっていくので、しつけのいい機会だととらえて、乗り切っていきたいですね。
甘噛みされたら、ダメ!と毅然とした態度で注意し、離したら、思い切り褒める。
メリハリをつけてわかりやすくすることがポイントです。
パピー教室に通っていた時に、「ほめ方」を教えてもらいました。
普通の調子でただ
「いい子」
というのではなく、大げさなほど
「ん~、いい子だねぇ~」
と声のトーンも2オクターブくらい上げて嬉しそうに声を掛けることを、トレーナーの竹中先生から、みっちり指導を受けました。
なかなか、大変な演技指導でありました・・・(汗)
そんな、オーナーさんの苦労は、あなたの柴犬さんもきっと肌で感じ取ってくれるハズです。
いろいろと、手間のかかる時期ではありますが、楽しみながら、乗り切ってください。
いかがでしたでしょうか?
柴犬の生後3ヶ月についてまとめますと、、、。
まとめ
体重は、だいたいだいたい2~3Kg前後。
柴犬さんの生涯にとってすごく大事な時期。
やることは、飼い主さんとの絆をつくり、人と犬の順位を覚えてもらう。
お散歩⇒マナーをふまえつつ、他犬から吠えられて、トラウマにならないようにすることが大事です。
甘噛み⇒しつけの良い機会です。
自然と、甘噛みは無くなっていきます。
根気よくがんばりましょう・・・!