こんにちは~
犬とお出かけがしたいけど、当の愛犬おつんはお出かけがあんまり好きではなさそう・・・有紗です
先日、夫の誕生日のお祝いを兼ねて、リゾナーレ八ヶ岳に犬連れ旅行をしました。
犬と過ごすリゾートホテルはどんなだったか、レポートします。
アメニティやランチ情報などもありますので、ご参考にしてください。
星野リゾート 八ヶ岳リゾナーレに到着
いや~。暑い!
私の住んでいる横浜と比べると、リゾナーレ八ヶ岳付近は、気温は同じか若干高めなんです。
私には、山梨県ってあまり馴染みがなくて、なんとなく高原避暑地というイメージを持っていたんですが、山梨に実家のあるママ友からは、
「山梨は暑いよ!盆地だから!」
と言われたのを思い出しました。
でもって小淵沢ICを出ましたが、道を間違えました・・・。
小淵沢IC下り出口から行く場合、引き返すような感じになるので、ヘアピンカーブ的にぐぃんと左に曲がらないといけません。注意!
看板が何もないので、プチ迷子になってしまいました。
気を取り直して、あっという間に、もうそこは、緑深い「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」です。
駅やICから車で5分という好立地にもかかわらず、都会の喧騒を離れた、リゾート地に到着です。
わんだほー!
一般ビジターと宿泊客では、駐車場が違うため、ホテルの入り口で、係の人に聞かれて、案内されます。
車を降りて、荷物は、台車に乗せ、ロビーへ、、、。
広々として開放感のあるロビー
広々として、風を感じる入り口から、丸い曲線の自動ドアを抜けてロビーに入ります。
犬ポイント1 入り口も、ロビーも、通路も、リードでOK
なんと、ペットをクレートやバギーやスリングに入れることなく、そのままチェックインできるんです。
ペットOKの「湘南T-SITE」は、建物内は、犬をペットカートに入れないと利用できないのですが、そこはさすが、犬も泊まれるリゾートホテル。
こちら「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」は、ワンコのむきだしOKです!
(ただしマナーは守りましょう)
おつんさんは、自動ドアが曲線でウィーンとなるのが、怖くて、最初尻込みしてました。
私が、チェックインしている時、おつんさん&夫、娘はロビーで待っていたんですが、小さい子に、早速おつんさんが、撫でられてたみたいです。
けど、おつんさんは、撫でられるのが嫌いなので、愛想もそこそこだったようで、柴犬さんを触る時は、気をつけようね、、、。いい子のみんな。
大きい荷物は、台車ごと預かってくれ、あとで部屋に運んでくれます。
部屋に入るまで、時間があるので、早速ランチを食べようと、ロビーを出ました。
スポンサーリンク
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳でランチ
ランチは、ロビーを上に上がったところにある YYgrill(ワイワイグリル)というホテルの併設のレストランでとりました。
犬は店内に入れないので外のテラスで昼食をとることになります。
結構暑い日なんですが、都心と違って、周りが緑なので、風が吹くだけで涼しく感じます。
都心の場合は、暑さにトゲがある感じがしますが、こちらは、暑さがマイルドな感じです。
ま、どっちにしろ暑いです(汗)
ワイワイグリルのお昼はビュッフェなので、自分で取りに行くことになります。
ワインが飲めれば、すごく楽しめるんでしょうけど、残念ながら私も夫もお酒が飲めないので、食べるのが中心です。
内容は野菜が中心の洋食メニューです。
特にこれといった特徴はないように感じました。
車から降りたばかりで疲れていたので、一番近いレストランにしてしまいましたが、ここからすぐの「ピーマン通り」という、お店が並んでいる通りには、他にも食べるところがあります。
店内にワンちゃんが入ることはできませんが、ほとんどのお店で、テラス席が併設されているので、外で、愛犬と一緒に食べることができます。
以下、ランチができる、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳のお店を書いておきます。
(2018.07.18現在)
ホテル併設のレストラン
OTTO SETTE オットセッテ
ランチコース
12:00~13:30 (L.O.)
¥4700
YYgrill ワイワイグリル
ランチ ビュッフェ
11:30~13:30 (L.O.)
大人¥2480 子供¥1740 4歳から6歳¥1240
ピーマン通りのランチができるお店
ぱん・パ・パン(高原ベーカリーカフェ)
8:30~18:00(17:30 L.O.)
八ヶ岳・そば処てくてく
11:00~15:00(14:30 L.O.)
外にテラス席が少ないので、犬連れの場合要確認
ヴィノテカ(イタリアン)
11:00~15:00(14:30 L.O.)
マルシェオヴァン(ビストロ・カフェ)
11:00~15:00(14:30 L.O.)
そして、私たちの宿泊する部屋は、このぱん・パ・パンの上の3階です。
星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳 レジデンスペットのお部屋
※追記 2019年8月現在、このプランはなく、「レジデンスペットテラス付き」という名称になっています。
1階でテラス付きのお部屋で、2室限定となっていますので、ご参考までにご覧ください。
ルームキーは2つ
渡されたお部屋のキーは、同じものが2つあります。
ナスカンで分離できるようになっていますので、カップルでプールや大浴場に行く際は、別々に部屋に戻れます。
実は、気づくのが遅くて、宿泊した次の朝にこのキーの仕組みを知りました。
知ってたら、風呂出た後、待ってる間に蚊にさされなかったのに。。。
デザイナーズなお部屋は使いづらい
ピーマン通りでお買い物や、ジェラートを食べた後、時間になったので、早速お部屋に行きました。
このピーマン通りと周りの建物は、バブル時代に活躍した、イタリア人デザイナーのマリオ・ベリーニ氏による作品なんです。
バブル当時、デザイン学生だった私には、馴染みのある名前で、懐かしい感じがします。
当時「ポストモダンデザイン」と言って、それまでの近代的な、効率重視の四角い箱的なものが多かったデザインから脱却し、さまざまな試みがされた時期のことをこう呼びます。
ポストモダン建築の代表的なものとしては、隅田川沿いの金のウ〇コ、フィリップスタルクのスーパードライホールでしょうか。
ポストモダニスム・・・!
あの時代感覚を振り返ると、自分が20代だったということもあり、そこはかとないワクワク感があります!
現在と違って、お金をかけたものが溢れていました。
ジュリアナ東京、DCブランド、ティラミス、ソバージュ、、、バブル文化は今思い返してもキラキラ(ギラギラ)してましたね
しかしながら、このお部屋、なぜこうなったのでしょうか・・・?
曲線の部屋の中が分離していて、トイレとお風呂の入り口が離れてしまい、正反対の位置にあります。
しかもトイレを出てお風呂に行くにはベッドルームを仕切っている衝立を越えて行かなければなりません。
もとは別々の部屋だったのでしょうか?
階段の作りから見れば、多分、そうではなく、もともとの設計だったと思われます。
普通、お風呂に入る前に、トイレに入りませんか?
そんな時、いちいち面倒になってしまう間取りです。
デザイナーズ物件のお部屋ですが、テーブルと椅子はなんかしょぼい。
床が、濃い色なので、おつんさんがブルブルドリルする度に落ちる犬毛がすごく目立ちますね。ORZ
お部屋が広すぎるくらいに、広いのは、気持ちいいです。
部屋自体の間取りが奇妙なのは、一応ポストモダン時代の置き土産ということで、大目に見るとして、アメニティ類をご紹介。
犬&人 アメニティーは?
ペット用アメニティとして置かれていたのは
犬用ケージ
食器ウェットティッシュ
粘着コロコロ
うんちペール
除菌スプレー
ペットシーツ
うんち処理袋
タオル大小
ペットエリアのシート
です。
うちのおつんさんはお気に入りの寝床があるので、ベッドとクレートは持参しました。
ケージとかを置いてもらってはいますが、全く使用せず。
ちなみに人間用のアメニティーは、こちらです。
髭剃り
歯磨きセット
石鹸
ヘアゴム
綿棒コットン
ネグリジェ(男女共通)
ネグリジェが苦手な人は、別途、パジャマ類を持参したほうがいいです。
飲み物系は
コーヒーのフレンチプレス一式
電気ポット
緑茶と紅茶のティーパック
冷蔵庫に人数ぶんのミネラルウォーター
が置かれていました。
この後、おつんさんには、リゾートに興味なしの娘と留守番してもらって、夫と私はプール&大浴場に行きました。
そちらについては、「リゾナーレ 八ヶ岳のプールにタオルは必要?【イルマーレ&もくもく湯】」をご覧ください。
宿泊の楽しみの一つは、やっぱりお食事です。
・・・写真付きでどうぞ。
大満足のディナー:尺玉級桃デザート
ホテルロビーの横にあるレストラン OTTO SETTEで、イタリアンのフルコースをいただきました。
非日常的なお料理の数々に、目も舌も、大いに満足です。
お料理のサーブの際、素敵な笑顔で、ポエムな説明をしてくれますが、外人のお姉さんの舌足らず&ひかえめな声で、聞き取りづらかったのが少し残念です。
それぞれのお料理の器も色々な変化をつけて演出されていて、とても上品です。
器も目で楽しみながら、もう楽しい~♪
特にパンを置くお皿が、ユニークで、焼け焦げたパンケーキのような分厚い板?
パンが置かれるまで、一体何に使うのかとずっと疑問でした。
表面が少しザラザラしていて素材感もあり、テーブルのアクセントにもなっています。
一つ一つの料理が凝っていて、少なめなので、普段の食事よりも、さらに鋭く味覚にフォーカスしてお食事を味わう楽しみがあります。
それでもメインディッシュの頃にはお腹がいっぱいになってしまい、もうこれ以上ちょっとデザートは無理という状態になってしまいました。
でもそこからがすごかったんです。
置かれたデザート用のナイフが大きい?!
まだ、そんな量のメニューがあるの?
なんと出てきたのは桃の姿まるまるのおっきなデザート。
でもこれがものすごく美味しかったんです!
半分に切った桃の下に メレンゲで作った台座があってその中にたっぷりとミルク系ジェラートや生クリームが入っています。
台の部分は、銀座のアンジェリーナのモンブランの中身の味に似ています。
桃素材自体の甘味もくどくなく、こんな大きいのに3人共、ペロリと食べてしまったんです。
美味しいものをこれでもかこれでもかと食べた後にさらにそれを上回る美味しさのデザートが出てきて、最後のダメ出しという感じでした。
例えれば、まるで、花火大会の最後の尺玉みたいです。
肉料理の時に、部屋にいるおつんさんに持って行きたいなと思って、持ち帰りを頼んだのですが、やはり衛生上の理由でダメでした。
最後のコーヒー紅茶と一緒に出てきた焼き菓子は、お部屋に持って帰ることが出来ました。
(でも内緒でお肉を、持っていたレジ袋の中に突っ込んでしまった、おばはんは私です。)内緒よ
もうお腹が曲がらないほど、お腹がいっぱいになってしまって、ピーマン通りを抜けて部屋に帰りました。
次の日は、チェックインの時にもらった、案内に、朝の森林散歩というアクティビティがあるというので次の日に行くことにしました。
朝の森林散歩で、八ヶ岳の緑を満喫
朝食朝食は、昨日昼食を食べたワイワイグリルでした。
ランチのビュッフェと少し違って、朝食には和食のメニューがありました。
昨日の夜のディナーがたっぷりしていたので、あまり食べれませんでした。
フロントで言われたのは、朝食をランチに変えることもできますとのことなので、朝食が食べられない人はチェンジしてもらうことも可能です。
朝食の後は、アクティビティセンターの前に集合して、朝の森林散歩と言うガイドツアーに参加しました。
一応他のお客さんにも配慮して、犬が飛びついたりしないように、また列の一番最後について歩いて参加してくださいと言われました。
森林散歩にGo!
朝の犬の散歩も兼ねて 、宿泊施設の周りの森を散策です。
このガイドツアーで、ガイドをしてくれる方は地元の専門のガイドの人ではなく、ホテルで他の業務もしているスタッフさんです。
まず最初に、漆の木に触るとかぶれるので、漆の木の特徴を教わります。
葉っぱが同じところから2枚生えていて、枝が赤く、放射状に広がっていている木が漆です。
漆と言うと、漆器に使う液体状のものは知っていますが、その木がどんなものかは全く知りませんでした。
その後、森の中に進んで、クイズ形式で森を探索しました。
Q1.いい匂いのする葉っぱはどれ?
いい匂いの葉っぱは、2つあってダンコウバイ、クロモジの葉っぱ。
↑上の写真、ダンコウバイは、恐竜の足跡みたいな形、クロモジはスーッと長細い形です。
でもハーブみたいな、強い香りではないので、嗅覚を研ぎ澄まさないと、キャッチできません。
こちらは、クロモジの葉っぱ。↓
鼻に近づけてかぐと、爽やかな、柑橘系の香りがしました。
視覚や嗅覚、普段あまり使わないチャンネルを開けるようで、とても新鮮です。
次にキツツキの開けた穴見を見て、キツツキのクイズです。
Q2.キツツキの舌は、虫を取るために長いのですが、その長い舌はどこに収納されているでしょうか?
こちらは、キツツキが、幹に開けた穴。
実は頭蓋骨をぐるっと取り巻くように舌が収納されていて、木に穴を開ける際の頭の衝撃を和らげるのにも役立っているそうです。へえ~意外。
暗い森の中を抜けると、トトロのトンネルという場所に出ました。
トトロのトンネルがここにも
暗い森を抜けて振り返ると、こんな光景が、、、。
この緑のこんもり茂ったところが、トトロに出てくるトンネルに似ているということで、トトロトンネルと名づけられました。
でも実際にこれができたのはつい最近らしいですよ 。
だんだんゴールに近づいてきました。
Q4.森の木々の中にある桜をどうやって見つける?
木の表面の皮が、横縞になっているのが桜だそうです。あとは、葉っぱの先が尖ってギザギザしているのが特徴です。
地面を見るとクローバーが生えていました。
Q5.幸運の象徴、四つ葉のクローバーですが、どんな所に生えていると思いますか?
四つ葉のクローバーは、 芽が出る頃、人間に踏まれることによって葉っぱがちぎれてしまい、それによって新しく芽を出そうとして一枚余分に出てきてしまうそうです。
だから、なるべく端っこの方を探したほうがいいんですね。
なんと一緒にガイドツアーに参加した方が、すぐに四つ葉のクローバーを探し当てました。
すごいですね!
こういう事ってあるんですね。写真を撮らせてもらったので、私もいいことありそうです。
そしてホテルの駐車場辺りに戻ってくると、松の木にたくさんの松ぼっくりがついていました。
松は、木の寿命が近づくと、今までよりもずっとたくさんの松ぼっくりを作って、子孫を残そうとするそうです。
近所の公園の松の木をよく注意して見ていなかったですが、こういう状態の松ぼっくりもあるんですね。
ガイドツアー中、おつんさんは、お行儀よく、 吠えたりすることなく散歩ができたので、ガイドのお姉さんに褒めてもらいました。
小一時間の、ガイドツアーが終わり、部屋に戻りました。
少し休憩したあと、そろそろ出発です。
チェックアウト
夫は、部屋に帰ってまだ飲んでいなかった丸山珈琲の粉をフレンチプレスで 作って飲みました。
フレンチプレスでコーヒーを入れたことがなかったので、水が多かったと、夫は言っていました。
いつもは、ペーパーフィルターなので、コツがいりそうですね。
私は、カフェインがダメなので飲めません。
ところで、私は朝食の後に事前精算をしてもらっていました。
これで、チェックアウトする時の混雑を避けて帰ることができます。
部屋からフロントまで、荷物を運んでもらうことができるそうなのですが、時間が10時以降になると、フロントは超多忙らしく、電話がつながりませんでした。
なので自分で大きめの荷物も車まで運ばなくてはいけません。
他にもたくさんの宿泊客がいるので、これは仕方がないですよね。
柴犬in ポストモダニスム建築
・・・こうして、一泊の星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳を後にしました。
つづく・・・
リゾナーレ八ヶ岳をペットと一緒に楽しむためのポイントをまとめますと
まとめと感想
ホテルは入り口からリードで OK。
お部屋の犬用アメニティは一通り揃っています。
飲食店の中には入れませんのでテラスで一緒にお食事。
犬と一緒に参加できるアクティビティがあります。
(内容は季節や時期によって変わることもありますので要確認です)
今回、夏の暑い時期に、星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳を訪れましたが、もしも冬の時期に行ったとすると、テラス席で食事するのはかなりきついと思います。
また大浴場は、宿泊施設から、離れた場所にありますので、お風呂から出た後、体が冷えてしまうことが考えられます。
もしもワンちゃんと一緒にリゾナーレ八ヶ岳に行く場合は、冬以外の気候の良い時期がおすすめです。
八ヶ岳の旅行記は、「リゾナーレ 八ヶ岳のプールにタオルは必要?【イルマーレ&もくもく湯】」に続きます。