こんにちは~ホラー映画より犬の爪切りが怖い有紗です
犬の爪切りって、サボるとすぐに伸びてしまいますよね。
うちの柴犬おつんさんは1本を除く爪がすべて黒爪なので、神経が見えなく、どこまで切っていいのかわからないのです。
また、爪切りが嫌なので、切ろうとすると全力で抵抗します。
切ろうとして犬が動いてしまい、たった何ミリかの違いで出血してしまうことがあります。
そんな時は、家にあるもので止血剤を作って血を止めましょう。
あいにく止血剤が家に無い場合の代用方法をご紹介します。
犬の爪の出血!止血剤に代用できるものと作り方
代用できるものは小麦粉や片栗粉です。
作り方は簡単。
小麦粉 大さじ2
水 小さじ3
<作り方>
水を少しづつ加えながら、粘土状になるまでネリネリします。
計量しなくても、全然OK。パサついていたら水を、ユルユルだったら、小麦粉を足してください。
いかがですか?簡単ですよね
パサパサなら少しづつ水を加え、シャビシャビなら小麦粉を加えましょう。
片栗粉でも同様です。
私は、以前使ったときは片栗粉でした。
用意ができたらいよいよ使用方法です。
使うときの注意
使うときは、小麦粉の止血剤を爪を切る前に作っておいてください。
出血してから作ると、手当するまでに、血がたくさん出てしまい、ワンちゃんはもとより、飼い主さんの精神衛生上良くないです。
血を見てしまったら、冷や汗びっしょり、膝がガクガク、体ブルブルです。
最悪の状況を想定
いきなり大量出血した場合、かなりショックが大きいです。
その動揺はワンちゃんにも伝わりますので、平常心を保つためにも、
「血が出る」
「大量なこともある」といってもポタポタする位
ということを心得ておきましょう。
爪からの大量出血で、ワンちゃんが死んでしまったという話は聞いたことがないので、慌てないようにしましょう。
たくさん血がでてしまっても、いつかは止まります。
それでは、実際に止血剤に小麦粉片栗粉を使うことはいいのでしょうか。
以下は自分が使ってみた感想です。
小麦粉を止血剤の代用に使ってみて
まだ爪切りを始めて間もない頃、なんとなくコツをつかめてきたような気がして油断をしていました。
おつんさんの爪が黒いので、少しずつ側面から細かく切っていくべきなのに自分が希望する長さのところに
ギロチンをパッツン
してしまったんです。
そしたら雫のように血が出てきてしまいました。ぎゃあああああ
今まで血が出ても、かすかに滲む程度だったので、それに比べると血の量が多くてびっくりして気が動転してしまいました。
小麦粉を用意してあったのですぐに傷口に塗りました。
しかし、傷口に塗ってもしばらくは、血がにじんできてしまってすぐには止まりませんでした。
ティッシュで傷口を押さえるようにしていましたが止まるまで10分以上はかかったと思います。
爪一本から出血してしまったことによってその後の爪切り作業はなくなりました。
床も少し汚れてしまいそのことが余計に自分のショックが大きくなった気がします。
その後、一日は気分がかなり落ち込みました。
できるだけ、出血しないように、慌てないようにするためにはどうしたら良いでしょうか・・・。
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犬の爪切りで血を見ない方法
- 獣医さんやトリマーさんに切ってもらう
- 爪を一気に切らない
- 止血剤を用意しておく
1.獣医さんやトリマーさんに切ってもらう
自分でできない場合は専門家に頼みましょう。
その際に出血しても短くしてもらうのか、出血しないような長さで止めてもらうのかをはっきり伝えましょう。
短くしてもらう場合、ワンちゃんにとっては少なからず痛い目にあうので爪切りが嫌になってしまう可能性もあります。
ただ長くなったままの爪も足にとって良くないので、飼い主さんの判断でベストな状態にしてあげてください。
今回少し伸びすぎてしまっているのですが、血が滲む程度にでも少しずつ切っていって、フローリングを歩いた時、爪がカチャカチャいわない程度にしていきたいと思います。
通常、獣医さんやトリマーさんに切ってもらうと、神経の手前までしか切ってもらえないので、暫くするとまた爪切りが必要になってしまうのが私の不満です。
2. 爪を一気に切らない
当然のことですが、爪を切る際には短くしたいと思っても一気に短くするのではなく、中心を残しぎみにしながら、周りを細かく切っていく方がいいです。
よく「爪の状態が乾いている状態から湿った状態になったらもうすぐ神経」など解説されていますが、私&おつんの場合、よく観察してみてもその違いがわかりませんでした。とほほ
またワンちゃんが嫌がっている時に切ろうとすると、少しずれてしまい、深めに刃が入ってしまうことがあります。
保定を十分に行って、狙い通りの場所に刃が入るようにしましょう。
3.止血剤を用意しておく
血が出てしまってから、小麦粉を出して練っていると、その間も血が出続けてしまうので、あらかじめ爪切りと一緒に用意しておきましょう。
その小麦粉ですが・・・・
小麦粉や片栗粉も止血剤になるのですが、後に説明するような市販の止血剤のほうがやはり血が速く止まります。
自分の爪切り技術が、向上すれば必要はないのですが、まだまだ爪切りマスターの域には達しておりません。
血が少し滲んでもいいから、爪切りを頑張って、負担にならないぐらいまでの習慣にしていきたいです。
とにかく、血を見るのはイヤ・・・
犬も人間もそのあとブルーになってしまうのは必至。
なので、結局、市販されている止血剤を購入して使ってみました。
ジェル状の止血剤を購入
うひゃーな表情のおつんさん↓
犬の爪の止血剤「クイックストップ」について情報を見ていると、よく市販されている粉末状のものに対して
「ワンちゃんにとって痛みがある」
という風に書かれていたりします。
また、止血をする方法に火をつけた線香を傷口に当てると言う方法もあり、試してはいませんが止血をするのに痛みが伴うことが書かれていました。
止血剤は、マッチの先端部分と同じ成分であると言う説明も見かけました。
商品を比較していると、液体(ジェル)状になった止血剤が良さそうなので購入してみました。
自分が転倒した際、出血している足に使用したところ痛みが少なくなっていきました。自分の足の爪が割れた際にも、使用しています。
消費期限が2年あることにも満足です。(翻訳済)
引用元: amazon
レビューのこの方は、自分の傷にも使って、痛みが引いていったようなので、粉状の止血剤とは違うものだと思われます。
とにかく、人間様レベルで、痛みはないようなので、こちらをチョイスしました。
ジェル状の止血剤を使ってみた感想
少し茶色がかった液体です。
今回出血したのは、前回の反省から、にじむ程度の量だったので比較にはなりませんが、すぐに血がとまりました。
爪の上を押さえていなくても、血が垂れてくることはありませんでした。
自分の指の上に垂らすのと、傷口では、固まり方が違うようです。
たぶん、血の成分と反応して、速く固まるようになっています。
しかも粉末ではないので床の上に飛び散ることがなく、蓋を開けてすぐに使えるのが便利です。
ちょっとお値段が高いところが難点なのですが、切りすぎてしまって血が出てしまった時にさっと使えて、すぐに血が止まるのでこれからもこの商品を使っていきたいと思います。
ちなみに、粉末の止血剤も購入してみました↓
蓋を開けるとすぐに粉が舞ってしまい、鼻がつーんとする刺激がありました。
スプーンですくって分量を取り出し、爪にまぶすのも手間ですね。
断然、ジェル状止血剤のほうが使いやすいです。
まとめ
犬の爪切りで血が出てしまった時の止血剤に小麦粉片栗粉は使えます。
小麦粉 大さじ2
水 小さじ2
<作り方>
水を少しづつ加えながら、粘土状になるまでネリネリします。
計量しなくても、全然OK。水が多かったら、小麦粉を足してください。
しかし、止血する時間という点で見ると、なかなか厳しいものがあると思いました。
血をすぐに止めるという観点で言えば、止血剤を使った方が良いです。
私の使ってみたジェル状の止血剤は、すぐに血が止まっておすすめです。
ワンちゃんのお手入れの中でで、爪切りは難易度の高いものですが、
ワンちゃんと飼い主さん共々安全に快適にできると良いですね。
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