柴犬を飼うのは大変なの?

管理人 有紗管理人 有紗

こんにちは~。柴犬を飼い始めて4年たった有紗です。いろいろあったな~

柴犬おつんさんを家にお迎えして、はじめて動物病院に行った時、獣医さんから

「柴犬は初心者向きではないですよ」

と言われて、意外だと思うと同時に、初めての柴犬を育てるのは、そんなに大変な事があるのかとショックでした。

獣医さんは、おつんさんと初対面だったので、咬まれないかとおっかなびっくり診察していたのを記憶しています。


でも、実際にはそんな大変じゃありませんでした。

そんな玄人向けの犬(?)、柴犬の大変かもと思われることをご紹介します。

今迷っていらっしゃる方は、これを読んで参考にしてみてください。

柴犬を飼うのは大変?

柴犬を飼うのは大変なの?
全然大変じゃないですッ。

と即答後、よくよく考えれば大変だなと思ったことはありますが、それよりも飼って良かったと思えることのほうが多いです・・・という状況です。

犬を飼っていなかった時から、想像もつかなかった手間がありますが(毎日散歩とか)、全然苦には感じません

かわいさ、楽しさが上回っていて、ワンちゃんから貰えるエネルギーのほうが大きいからだと言えます。

ここでは「大変さ」というよりは、柴犬を飼っていなかった時には、想像がつかなかったことを中心にご紹介したいと思います。


柴犬さんにも個体差はいろいろとありますから、うちの柴犬おつんさん基準ということで参考にしていただければ幸いです。

柴犬を飼うのは大変だ!ランキング

第5位 小型犬に嫌われる

柴犬を飼うのは大変なの?

特に小型犬のワンちゃんに受けがよろしくないです。

同じくらいの大きさなのに、耳がピンと立っていて、シッポが上にグインと丸まっているからでしょうか?

デフォルトの立ち姿が、自信満々に見え、ウザイって思われているかもしれないです。犬界の修造?

遠くの方から吠えられてしまったり、すれ違いざま相手の飼い主さんが、サッと抱き上げていくことも・・・。

わたしも、洋犬が好きなので気持ちはわかりますが、洋犬好きさんから見たら、柴犬って犬に見えないんじゃないかなと思ったりします。オオカミかキツネ?

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もちろん、吠えられない、仲良くしてくれる小型犬ワンちゃんもいますよ

さて、お次4位は・・・?

第4位 頑固

拒否犬 柴犬おつん
飼う前は想像もしなかった性格が「頑固」

犬というものは「シッポをふりふり飼い主についてくるもの」と思っていたので、かなりカルチャーショック!

自分がやりたくないと思ったことはやりません。

とくに散歩では、自分がここにいたいと思ったら、全力で拒否します。

オスワリ、フセを駆使してストライキし、飼い主が、自分の行きたい方に歩き出すとスッと立ち上がって歩きはじめます。

しつけ教室でも、気分がのらないと動きがノロノロになってしまいます。

先生もそういう性格の子は、あまり厳しくしないように指導するようですね。

「わかってるけど、イヤなもんはイヤなのよ」という感じ。


全般的に飼い主に対して「塩対応」です。

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そっけないところが柴らしくて好きという愛好家の方もいますね

そして次も性格面の特徴になりますが・・・。

第3位 感情表現しない

柴犬の耳の病気
顕著なのは、飼い主が外出して帰って来た時の態度が塩対応・・・。

ベッドに丸まっている姿勢から、顔も上げずに寝ています。

たまに目だけが動いたりしますが。

犬なんだから、お出迎えくらいやろーよ・・・と思いつつ、飼い主が「ただいま~」の喜びをおつんさんに表現しております。

おやつが欲しいときは、飛びついたりするわけではなく、とにかく人の顔を「見つめる」念力でなんとかしようとしています。

撫でてほしいときは、私の視界のなかに、マグロのごとく体を投げ出します。

うれしいときは、ゆら~っとゆっくりしっぼが揺れています。

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しっぽの揺れは、あまりにも低速なので、最初はわからなかったほどです


逆の見方をすれば、分離不安とは無縁ですので出かけるときも静かに寝ていてくれるのは気が楽です。

次は、柴犬の宿命ともいえるアレ、、、。

第2位 皮膚が弱い

耳の穴も手前の皮膚も痒い柴犬
これは、ガチで大変な部類に入るかもしれませんが、柴犬は全般的に皮膚が弱いです。

お散歩で会う柴犬オーナーさんに聞いてみても、皮膚トラブルの子が多い傾向があります。

おつんさんは1歳前後に、食物アレルギーになってしまい、体質に合うフードを探すのに苦労した思い出があります。

季節の変わり目に、一部の毛がハゲてしまったり、皮膚が赤くなってしまうことがあります。

血液検査は、獣医さんからオススメされておらず、やっていないのですが、最近は、草に反応してしているようです。

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皮膚の弱さが、耳に現われることが多く、外耳炎にはしょっちゅうかかっています

最近は、トラブルの傾向がつかめてきたので、気持ち的には楽になっています。

最後は、物理的な大変さといいますか・・・

第1位 抜け毛

ピロコームと取れた毛
やっぱりコレ!

飼う前から聞いてはいたけれど、実際に飼ってみたらすごかったのが抜け毛です。

柴犬はダブルコートと言って、ふわふわの綿毛の上に少し硬めの毛が生えるようになっています。

春から夏にかけて、この綿毛が際限なく抜けるようになります。

とくに黒い服を着た時には目立ちます。

空気中にも舞っていることがあり、ふと見たマグカップの中の飲み物の上にも毛が落ちていたりします。

絨毯にはいわずもがな、大量の抜け毛が。

最初は神経質にコロコロローラーを使っていましたが、絨毯がマジックテープのような役目をしてしまい、完全に取れないんです!


今では、コツをつかんで、ワンちゃん用のブラシ(ファーミネーター)でこそぎ取るようにしたらスッキリするようになりました。

あとは、おつんさんをお風呂でシャンプーしたらもう大変。大量の抜け毛が、排水溝の網に詰まります。

ドライヤーで乾かすとリビングが綿毛だらけになるので、今は洗面所で乾かすようにしました。

柴犬だけどサロンを利用するのも全然アリです。

掃除機にたまった抜け毛を処理しないとすぐに排気が臭くなるので、これも飼う前は予想しなかったことです。


今では、暗めの色のトレーナーに犬毛がついていても、「あーもういいやー」とあきらめてしまってます。


たくさん大変なことを書いてしまったような気がしますが、それでもペットと暮らすことには、替えられない喜びがあります。

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今「柴犬を飼いたい!」と思っているなら、勇気を出して飛び込んでみてください

私が、大変そうなことも大変じゃないと思えるのは、プラスのいいこともあるからですが、特にしつけに関してあまり問題を感じないのは、ブリーダーさん、トレーナーさんの存在も大きいと思います。

しつけに関して子犬のころのトレーニングが大切だと言われています。

パピー教室のすすめ

柴犬のパピー教室

社会化期は生後3ヶ月までが大切

犬を飼い始めるのは、多くの場合60日後なので、社会化期に残された時間は1~2ヶ月ほどしかありません。

柴犬専門トレーナー竹中先生柴犬専門トレーナー竹中先生

社会化とは、犬や人や環境など、いろいろな事やものを体験させ、さまざまなことに慣れさせることです

社会化がしっかり行われた犬は飼い主さんや他の人や動物への信頼感を持つ、人が好きで落ち着いた犬に育ちます。



おつんさんは、家に来てからは、2週間に1回、パピー教室に通いました。

同じ母犬から生まれた兄弟や同時期に生まれた子犬、その飼い主さんと交流し、一緒に遊ぶ時間を過ごします。

子犬が遊んでいるのを見守りながら、飼い主さんは、トレーナーさんからしつけや飼育に関することを学び、私たちは、疑問や不安に思っていることを質問することができます。


私は、なにかと心配事が多い子犬時代も、気軽に相談できる人がいたので安心できました。

ぜひ、仔犬を飼ったら、パピー教室で社会化のトレーニングを受けることをおすすめします。

パピー教室、しつけ教室に通った結果・・・

  • 他の犬に吠えない
  • 人が触ることができる
  • 怖がらずに他の犬に挨拶ができる
  • 留守番をひとりでできる
  • 爪切りや歯磨きやシャンプーなどのお手入れをさせてくれる
  • など、基本的なことはできるようになりました。

    もしも、成犬であっても、社会化やしつけはいつからでもできるので遅くありませんが、仔犬を飼う場合は、パピー教室に行くことはおすすめです。


    いかがでしたか?

    最後にもう一度、まとめておきますと・・・

    まとめ

    柴犬を飼うのに大変だと思ったランキングは次のようになります。

    第1位 抜け毛

    第2位 皮膚が弱い

    第3位 感情表現しない

    第4位 頑固

    第5位 小型犬に嫌われる

    わたしは、飼うことの喜びのほうが、大変さよりも上回っているので、気になりませんが、しつけの問題がないことが大きいと思っています。


    そのしつけですが、私は、おつんさんが仔犬のころから、ドッグトレーナーさんにお世話になり、社会化をスタートさせました。

    日常で大きな問題を抱えていることは、ほぼないです。

    もし、これから柴犬を飼おうと思っている方には、ぜひパピー教室に行かれることをおすすめします。

    飼い主さん同志や仔犬たちと交流を深めるのはとても楽しいですよ。


    柴犬との楽しい生活が、始まりますよう応援しております!

    この記事を書いている人
    白浜有紗
    ツンデレ柴犬おつんさんと共に歩むブログ「柴色」の運営者 白浜 有紗 です。
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    おつんさんの紹介もあります。